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青い夜・青い夢
溝呂木 陽 |
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「青い夢」 夢は青色、海の色。さかな、青空、夢の中。
2人目の子供が生まれ、ますますにぎやかな我が家。
一人目は彩絵(さえ)二人目は創(そう)と名付けました。 |
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青い器の話
大薄 朋子
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私が家で普段使っている「青い器」について、イラストエッセイでご紹介します。
キッチンを見てみたところ、イギリスのおみやげで頂いたコーニッシュウエア、九州の実家から持ち帰ってきた、有田焼や色鍋島(と思われる)の陶製のカゴ、前の会社の方に頂いた白山陶器のそば猪口など、いろいろとありました。
簡単な知識と個人的な思い入れの話になってしまいますが、「日常の中の美しさ」に目を向けるきっかけとなれば幸いです。 |
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青のイメージ
images of blue
伊藤 尚子
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青空、プール、水、湖、夏、環境、地球、深海、パブロ・ピカソの青の時代、メーテルリンクの青い鳥・・・・・・・・。
青からイメージするものは多い。そこで、私が持つ青のイメージを断片的に表現することにした。
さらに、そのそれぞれの青のイメージから導かれる感覚、つまり浮遊する世界観を表すため天井から吊ることにした。 |
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青の気配
関口 信介
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自然界に色素として存在する青は鉱物などのごく一部に限られている。最も馴染み深い青色は空だが、この青は光の拡散によるもので海の青、水の青、蝶の羽の美しく輝く青も同様だ。藍は青色を生み出す染料だがそれ自体は緑色である。
その緑色を青と表現する本邦にあって、交通信号の青や青々とした野菜は緑色であり、ますます混迷の度合いを深める。
青色とはすぐそばに在るようで実際にはは存在しない幻惑色、我々は青の“気配”に囲まれている。 |
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青の彼女たち
伊藤 あゆみ
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『青』清々しく透明感のある色。 薄い水のようであったり、時には濃い藍であったり。
清らかで瑞々しく、誠実な眼差しを持った彼女たち。
希望、解放感、平静、浄化・・・美しく儚く見える姿の中に強い意志を抱いています。 |
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青の中のペンギン
アベミキ |
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青い空、穏やかな海、心地よい風、氷の上のペンギン達。 そんな世界が思い浮かんだ。 空の青。海の青。
その日、その時によって色は変わる。 青色からペンギン達が垣間見える。
まっすぐ見つめて眼に映るもの。 映るものだけが全てではない。
角度を変えた時に、はじめて見える事もある。 |
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青の茶室
・・・施庵(しあん)
石川 大介・井上直子
協力:CoCo net
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出逢いのなかにある、やさしさと緊張感が同居する茶室。 茶道の心得である一期一会~出逢いの瞬間を大切にするための場である茶室を「青」を用い、 相手を想うおもてなしの心、
そしてそのなかにある凛とした緊張感を表現しました。 青い布をあしらった壁は、やさしく流れ落ちる水を想起させ、 光沢のある黒い床は鏡のような水面であり、
その下にはどこまでも続く深い海が感じられます。
静かな水面に浮かぶ白い茶碗が凛とした緊張感を高めます。 床に映りこむ青い布は、張り詰めた中にも豊かな表情を見せてくれます。 |
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青を感じる時
中村 純子
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宇宙からみた地球は青く美しいという。 その地球の上に生活し日常の青に魅せられ癒される。
そんな毎日の暮らしの中から感じられる青を、パターンにして表現してみた。
イメージの中の青は冷たい時もあれば暖かい時もある。 青は深く浅く、冷たく暖かい…。 |
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まっ青な出来事
:想像力豊かなぼくの毎日
tokoton(石井聡子) |
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幼児はものごとを形で捉えることが大得意です。 その物の意味はわからなくても、あの形ってバナナみたいとか自分の知ってる知識の中で表現します。 そして、たまにとてつもない事を言ったりして大人たちを笑わせてくれます。
この絵本は何かと、理由をつけては嫌な事から逃れたい”ぼく”のお話です。
嫌なものはぜーんぶ、まっ青になるようなものに変身させちゃう、”ぼく”の目力をどうぞご堪能ください。 |
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刺青 青い痕跡
藤村 大造
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ヒノキの無垢材に絵付けをしました。太古の人々が、器や装飾品に印を刻んだように。
アマゾンの民が、自身の肉体をペイントするように。
青い図象を刻まれた木肌は、新たな表情を見せます。 |
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TYPOGRAM 2008
青星語群
海保 透 |
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シリーズタイトルは、TYPO(=文字…、type)+ GRAM(=書き記す、字、図、graph)の合成造語。洞爺湖サミット、北京オリンピックと世界的なイベントが続き、『blue』からは海・空・水などが連想され、『青』の持つ意味『澄んだ・晴れた・若い・涼しい・落ち着いた…』は
正に、今の、そして未来の地球環境にとって、国際社会が共有する不可欠なキーワードである。この[青(靑)]を部位に構成する漢字群も然り。62の漢字と[青]を含む四字熟語(造語)77組、これら全ての青語ファミリーを青い星に集結させ、表現してみました。 |
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青色寒天
ー水の情景を食すー
柳澤 明美 |
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地球上にある様々な水の情景を、寒天を主とした食材で、まるごと食べられる料理に仕上げてみました。
自然界の物の場合、青は毒の色であることが多く、純粋な青を天然の食材から抽出するのは、かなり困難なことです。
そこで、青色については、食用色素の青色、黄色、赤色を、表現したい色に合わせて混色しました。食用色素混色による青のバリエーションと共に、使用食材による見立ての面白さや、寒天の質感の美しさを、ご覧いただけたらと思います。 |
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雨後青山青転青
馬口 宜子 |
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「うごのせいざん あおうたたあおし」
雨の後の青山は、緑がより一層青い。 今、最も私の身近にある青を置いてみた。
乾燥した苔を水に浸け、しばらくすると緑は青い輝きを放つ。 水で復壽する生き物から私は青さを感じる。 |
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空色見本
笹山 明日香
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普通の日の普通の空と海と池と。 私が今見た空をどれだけの人が見上げた事か。
そして同じ空を見て違う色を思ったはず。 私たちのいう「色」はその時の心情や吹いた風によっても違う。
写真ギャラリー 26moon
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任意の空色から導きだされる本日の青
相田 貴子 |
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空は、すべての人の頭上に存在し、見上げるたびに異なるその色相には、日々の個人的な心理状態がうつしだされるのではないかと
仮定する。空の色が青の象徴の一つならば、個人的に空色と認めた青で空を再構築したとき、そこにはきだされた青の領域には、
私の今が導き出されているはずである。任意の空色から導き出された青の連続から個人の生活が見えてくるのではないかという試み。 |
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.blue
青を楽しむ拡張子
荻本 和利 |
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拡張子.blueをつけることで、青のイメージや青と言葉・文字など青の世界をつなげてしまいたいと思いました。様々な青をつなげ、一つの世界に取り込んでしまうことで、新しい青のストーリーが生まれる空間(サイト)を作りたいと思いました。
.blueのボタンを押すごとに、イメージを膨らませて新しいお話ができること期待します。
サイトの中には、玉川上水ウォーキングの貴重な記録も掲載しています。
<.blue>
<玉川上水ウォーキング>
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Yes Blue !
宮川 和夫
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青は、地球を表す色である。 青は、晴れ渡った空を表す色である。 青は、木々が生い茂った山を表す色である。
青は、清らかな水を表す色である。 また、青は、未熟な人を表す色でもある。
古韻体の書の中から、「青」に繋がる漢字を選びポスターにした。 文字を通して、太古の人々の「青」に対する思いを感じてほしい。 |
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ダイエットノブルー
山崎 理恵
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味覚と色に関して興味があって、さまざまな人にアンケート(味覚≒色について)をとり、その結果をこの場で紹介してきました。
いままでは具体的な食材を出してきたのですが、今回のテーマとなっている“ブルー”は「味覚≒色」のアンケート結果にもなく、
食材として自然にある色ではありません。そこで、逆に青い食べ物が人にどういう効果をもたらすかを考えてこの作品になりました。 |
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ブルーシートの
ランチョンマット
金道 泰幸
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花見のときによく見るブルーシートを、ランチョンマットにして食卓に置いてみる。
花見のときのような楽しい感じを、家の中でも再現できるのか試してみる。 |
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ブルー手帳
山野 麻里子
(協力:臼井 新太郎/西沢 章司) |
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この手帳には、1年が無情にもただひたすらに流れてゆくことを数字で記してあります。
おそらくは、9月24日あたりから、そのブルーな気分を視覚的に感じていただけることと思います。
しかしこれをいいかえれば、新しい明日という日に夢をいだいて、もういくつねるとお正月的人生をおくるための暦にもなっています。
今年はもう7月も後半ですが、あと161日あります。 (7月24日) |
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ブルーペンギンと巣箱
野口和洋・野口久美子
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18種類いるペンギンの中で最も小さいペンギン。日本では、コガタペンギンという名前ですが、棲息地のニュージーランドでは、ブルーペンギンとよばれています。ニュージーランドの南島オアマル沿岸部には、ブルーペンギンを保護していくための取り組みとして200個程の巣箱が設置されているそうです。まだ見たことのないブルーペンギン。
いつまでも、ペンギンが安心して住むことができるブループラネットであることを願いつくりました。
<野口さんのブログ うさちゃん奥州日記> |
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しろくまブルーの
おはなし
宇野 陽介・ウノ アキ
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しろくまブルー 青い色の赤ちゃんのしろくま しろくまブルー モスクワの動物園で生まれた お母さんはまっ白なしろくま
ブルーの青はサンディエゴの空の色 ブルーの青はお母さんの大好きな色 懐かしいサンディエゴの空の色
しろくまブルー まっ白なおじいさんのしろくま しろくまブルー サンディエゴ動物園に住んでいる 友だちはクロコダイル
ブルーの白はお母さんの色 ブルーの白はやさしい愛の色 大好きなお母さんへの愛の色 |
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水
佐藤 恵夏・
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磁器の種類に影青<=隠青>(いんちん)というものがあります。影青は宋時代~元時代にかけて景徳鎮窯を中心に造られました。
私達はこの釉薬の調合を基に、明・彩度の高い青白磁の制作に取り組んでいます。 今回はBlueがテーマなので、青のイメージから
水・空気・海などを連想し、ここからかたちのモデルは『しずく』にしました。しかし、水・空気・ 海は実際には青ではなく透明に近く、また
形や規則性があるようでないような、その場の環境によっての一回性の形を繋いでいるかのようで、限りなく変化して ・・・・・・・・・ |
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FIJI Water
高橋 玲子
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生命の維持の基本、水について考えてみました。蛇口をひねれば安全な飲み水が簡単に手に入るアメリカや
日本において、「おいしい」と称する高価な水を、ボトルに詰めて売る必要が果たしてあるのでしょうか。
しかも外国から輸入してまで。ペットボトル入り飲用水の環境におよぼすインパクトを、「FIJI Water」というハイエンド・
ブランドを例にとって調査したところ、そのビジネスのありかたが多くの矛盾を含んでいることに気付かされました。 |
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air
boon(桐原ブーン)
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この作品の青は、藍の生葉の色素からとりだした色です。 色素は、”空気”によって微妙に色が変化します。
藍の色素を通して、さまざまな天候状態のもと、 さまざまな状況で、さまざまな人々が関わり、 ひとつの”空気”を共有しました。
「ある台風の日の”空気”」 イベントでたくさんの人々が、岩山に囲まれた分校に来ていました。 ・・・・・・ 「梅雨明の日の”空気”」 長塚農園に来ていた子供たちが子ヤギといっしょに参加しました。
・・・・・・ <boonさんの あおものプロジェクトのサイト> |
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The Earth
ここにある・見えないもの
上村 ひろし
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地球が、丸いなんて、誰が、信じるの? 四角い地球、青い地球、その中に、自分はいる・・・・・隕石・鳩・畑・河・空き缶・土・石・・・ たくさんの、一見関係無いものが、みな、地球なのだ。 |
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「月の瞑想」
「穏やかな浄化」
「穏やかな律動」
日影 ひろみ
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イラストレーションとして制作した作品の中で、青を基調としたものを展示しました。 「月の瞑想」はカレンダー〈8月〉のための作品。
「穏やかな浄化」「穏やかな律動」 は医療系季刊誌表紙のための作品。
ともに、そこにあるものと言うよりは、静寂や秩 序―など、そこで求められるもののイメージ表現になっており、明澄な空や清浄な海 に
心癒されるイメージと重なって「青」が基調の作品になったように思えます。 |
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視覚の先にあるもの
相野谷 威雄
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視覚情報を意識しなくなると、身体スケール=手に触れる事の出来る世界から飛び出し、我々を構成する、
さまざまな現象のイメージが、より自然なかたちで認識できるかもしれない。
視覚の先にあるもの。またその意識による構成。 |
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春の音
川添 泰宏
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共通感覚として、
<春の音>が感じられるかどうかがテーマおよびコンセプトです。 |
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夢のなか
̶ソナタ ・ 夜想曲 ・ 森 ̶
絵琴堂
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毎夜眠りにつき、夢の世界を漂う。 時には美しく・時には暗く恐ろしい不思議な世界を垣間みる
意識・無意識が混濁するなか、自分の内と知らず知らずに向きあう時間 誰もがもつ、秘密の世界 |
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デジタルよ泣かないで
篠崎 晃一
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それはエニグマの暗号解読から続く憂鬱 アルゴリズムとテクノロジ 65536回目の偶然 やがて深海のUボートはフルカラーの夢を見る。
それは 選ばれた脱出可能な一瞬 明滅の誤差 あるいは二次電池の放電状態 記号に抑えられた連続量は 意味の表層を破る
ライフゲームへ。 ・・・・・・・・ |
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ヌ・ノ・菜・園
大方 知子・吾妻 成美
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「眠っていた素材に、新たな価値を」
価値を与えられずに、眠っているたくさんのモノたち・・・ 不要になる運命だった素材を回収し、新たな息吹を与えます。
“ファッションからエコを考える”をテーマに、作品を通して、『reduce』のメッセージを発信していきます。
<redu>のサイト |
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菅生沼
石渡 武
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生きる環境を取り巻く色で特に印象強いのは、山の緑。 大地の茶。 そして青。
ブルーで想い出すのは、水…空…。 今回は、家の近所の風景で表現しました。 |