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KAKKA・かっか
主に上半身に生息し頭部をヒラヒラさせ、もそもそと体内を移動する。気に入らない出来事や些細なことに反応し、レミングように集団で頭部へ移動する。
移動時、首の頚動脈を過ぎる頃から体表に棘を出し始める。 |
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MAAMAA・まあまあ
争いを好まない非常に温和な性格で、波風をたてずにその一生を終えることを身上とする。種族間の争いが体内で発生すると、どこからともなく表れ仲裁する。日本人には多く見られる。しかしその優柔不断な性格により、逆に恨みを買うこともある。 |
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KAKKA・かっか(変態型)
棘は、周囲の神経を刺激し、ヒトの顔を赤くし、徐々に興奮状態をつくりだす。
多くは頭部に移動し頭皮の水分を蒸発させる。一部は“握りこぶし”をつくるため腕部へ移動することも特徴的である。
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MAAMAA・まあまあ(脱皮型)
変態することはまれであるが、まれに他種から攻撃されると、傷つきさらに開きなおるかのように帯状に変態し自己主張・自己表現(まあまあ舞)をする。
この脱皮型が増加すると、ヒトの協調性が低下する。
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HISTERICA・ヒステリカ
星型の体系をいかし、血液中を群をなしてくるくる回りながら生息する。その姿は、流れ星のようで美しい。
自意識が強く、時折、腰とはいえない腰部をくねらせてクネクネ誘惑行動も行う。
かっかと同様、ある刺激に過剰反応する。 |
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UZUUZU・うずうず
好奇心旺盛で、うず状の触手で様々なものに触れ、体内に取り込もうとする。体型に似合わず敏捷な運動性を持つ。ヒトの関節周辺や視聴覚・臭覚神経の周辺に集まる習性がある。ヒトがうずうずし落ち着かなくなるのは、そのせいである。
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HISTERICA・ひすてりか(亀裂型)
かっかが外向きに怒り・力を発散するのに対し、当種は内向きに力が向き、そのため体がヒビ割れる。さらに三本の触手を出し、他種の首を絞めることもある。
また開き直って、大の字のまま動かなくなることもある。始末におえない。
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UZUUZU・うずうず(増殖型)
ヒトの欲望によって多様に変形する。ヒトがうずうずする対象は多様であるため、うずうずの姿も多様に変形する。連鎖反応的に数が急激に増加する特徴がある。ヒトの欲求が満たされると、急激に減少し消滅する。 |
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AKAME KAKUSHI・あかめかくし
環境を敏感に捉える目を持ち、血族の情報収集担当である。大切な目を隠すようにヒレがあり、そのヒレで血液中を泳ぐ。
赤い目が光っている時は情報記録状態を示している。 |
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DOKIDOKI・どきどき
通常は規則正しく収縮を繰り返し、体内時計を刻む。これまで12種類の時計が確認されている。
この時計はおよそ9億回収縮を繰り返すと消滅する。
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AKAME KAKUSHI・あかめかくし
大量の情報を収集しすぎるとパニックに陥り、その目が点滅を始める。
すると我を忘れて嘘の情報を流し始め、収拾がつかなくなる。パニック状態はおよそ3分で終了し元の状態に戻る |
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DOKIDOKI・どきどき(変態型)
心臓の周辺に集まりヒトの鼓動を増加させる。その際に左右のタイムゾーンが交互にリズムを刻み、言動・行動のちぐはぐさとなって現れる。
ヒトも経験により、これをコントロールすることができるようにもなる。
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TSUKIICHI・つきいち
周期的に体内を回遊し、獲物となる対象を探す。九の一とは縁戚関係にあたる。特に赤賊の生き物を好み、音もなく影のように接近ししとめる。
ヒトでは男性よりも女性体内に生息する。 |
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LOVELOVE・らぶらぶ
いつもは一葉の状態で血液中を回遊する。ヒトが恋をすると、仲間を見つけて対となる。養分を得てハート型に近づく。ヒトの場合は、同種のらぶらぶが増殖するが、移り気、恋多きヒトの場合は、何種かのらぶらぶが体内にいることが明らかにされている。 |
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TSUKIICHI・つきいち(変態型)
約4週に一度、狂気の数日を迎える習性があり、その時には様相を一変させる。
三日月型の部分が口となり見境なく狩猟行動に走る。一度くわえ込んだ獲物は、絶対に離さない。ヒトがスイーツを食べると攻撃的ではなくなる。
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LOVELOVE・らぶらぶ(破局型)
ヒトの関係が良好の時は美しいハート型であるが、亀裂がはいると様相を転じる。
その原因は言葉であることも多い。つまり相手の言葉の刺激が、ラブラブの結合部分を弱める酵素(ウラミラーゼ)をつくり、様相が変わる。 |
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炎族 |
血賊 |
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AKABEE・あかべえ
アメーバ状の種の中では最も原始的な生物である。様々に変形するため、周囲に同化しその姿を捉えることはなかなか難しい。
性格は温和である。しかし何か武器を手にすると思いがけない力を発揮する。
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AKAHAJI・あかはじ
ヒトの顔に似た形状であるが、透明でその姿を現さない。ヒトが恥ずかしい気持ちになると同期して、赤味を帯び始める。また、血液内を移動中、その目的を忘れたり方向を間違えると恥ずかしさで赤くなる。
赤くなると体表面に移動する。
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KABEE・あかべえ(熟成型)
一年に数回成熟し実を結ぶという植物的な要素も合わせ持つ。エネルギーを内に抱えるタイプである。
この実のおかげで同種・同族は栄養分にはことかかない。 |
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AKAHAJI・あかはじ(分裂型)
赤味を帯びることが度重なると限界を超え、3つに分裂する。分裂後は数時間で消滅するが、赤みどろ吸収されることにより再生されることもある。再生されても過去の恥の記憶は蓄積されている。
あかはじは、欧米人に比べ日本人に多い。 |
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AKABOMB・あかぼん
丸くてつるつるしているので、いつもは皆から好かれている。赤ぼんの周囲には、他の生物も集まってくることが多い。それは、体内でつくる赤ボノールによる。赤ボノールはヒトの体表からも蒸発し、良い香りを出す。 |
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AKAMUSHI・あかむし
最も活動的であり、身体の様々な部位に生息する。伸縮自在で、同異種関わらずに寄生し生息することもある。あかむしが減少するとヒトの活気がなくなる。連結すると強くなる。 |
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AKABOMB・あかぼん(爆発型)
体内の赤ボノールの生産が過剰になると、酔っ払い状態となる。多くは陽性であるが、時々陰性の赤ぼんになることがある。赤ボノールは気化しやすく体内にガスがたまり、爆発することもある。
その影響で、ヒトは意味もなく大声で笑う。 |
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AKAMUSHI・あかむし(変態型)
ヒトの体温上昇や動悸の増加など体調変化によって変態し、それらをさらに助長するように活動する。より活力を生むこともあれば、攻撃性を増す作用を生むこともある。アルコールにより、誘眠酵素を発生させる。
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AKABOKKURI・あかぼっくり
通常は群れをなして生息し赤賊のコミュニケーション係の役割を担う。しかし正確に伝達を行うわけではない。
体温が上昇すると激しく振動を繰り返しながら変態する。これによりヒトは集中力が次第になくなる。
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REDON・妖虫れどん
翼を広げたような姿から「れどん」と呼ばれ恐れられている。通常は「れ」の状態で単独散在していることが多い。
同種フォントで結合すると強い力をもつが、違うフォントの組合わせだと力は半減する。 |
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AKABOKKURI・あかぼっくり(変態型)
数十回の振動の後、体表から突起を出し、体内の中心にはボックラーゼが現れ、ヒトを攻撃的にする。やつ当たりはこの赤ぼっくりによると言われている。
ヒトが一晩寝ると、通常の赤ぼっくりに戻る。 |
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KADON・妖虫かどん
体内にかどんが増加すると、物言いが高飛車となり、ヒトの話を聞かなくなる。ヒトの生活で、仕事の締め切り、期末になると増殖する。
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BENIGAMI・べにがみ
激しく髪をなびかせるように泳ぎ、他の種族の気をひく。この紅髪によって他種族へ寝返ったものも多い。
髪のような触手になでられると、何とも心地よいということである。 |
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AKAMIDORO・あかみどろ
血管の分岐点あたりに棲みつくことが多い。孔から他の生物の死骸や残骸を養分として吸い上げる。養分は赤はじの再生を助ける。大きく成長したものは、れどん・かどんの棲み家ともなる。 |
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BENIGAMI・べにがみ(変態型)
すれ違い様に獲物を激しく絡み取ることにより、体内化する。なかなかの技巧派である。また、指の末端に集まり指の神経を敏感にするとも言われている。 |
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KAMIDORO・あかみどろ
養分がたまると赤味を帯びる。その養分が赤はじの再生に使われてもまだ多量にある場合は、アパショナールを合成しヒトを情熱的にする。あかみどろの生息域とヒトの才能との関係が深いことが最近立証された.。
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